najico 中村自工

減速機

概要

エンジン・液体変速機から推進軸を通じて伝達された回転力の方向を変えるとともに、減速して車輪に回転力を伝える為の装置です。
従来は逆転機と減速機が一体となった構造でしたが、最近では逆転機構は変速機側に内蔵されるため、減速機としては歯車を中心としたシンプルな構造になっています。

仕様
【一般的な機種の仕様】
減速比約2.0~4.0程度
潤滑油量約15~20リットル
塗装色車種により異なる
(マンセルN5・N6が多い)
入力軸回転数2100rpm
重量約450~600kg
(車軸なし・乾燥時重量)
【国有鉄道設計品】・GB122(キハ40系減速機)
・GB133(キハ183系第一減速機)
・GB134(キハ183系第二減速機) など
【旅客鉄道会社採用品】・N-GB261(JR北海道キハ261-1000系減速機)
・GB-135A(JR東日本キハ110系第一減速機)
・GB-136(JR東日本キハ110系第二減速機)
・C-GB135(JR東海キハ85系減速機)
・KG-048(JR西日本キハ120系第一減速機)
・KG-078(JR西日本キハ120系第二減速機)
・S-GB56(JR四国2000系減速機・種別1)
・S-GB57(JR四国2000系減速機・種別2)
・KG-045(JR九州キハ200系第一減速機)
・KG-072(JR九州キハ200系第二減速機) など
【民間鉄道・第三セクター採用品】・KG-038(第一減速機)
・KG-068(第二減速機) など
特徴

減速機は大きく2種類に分けられます。
・第一減速機:第一推進軸を介して伝わった変速機からの回転力を車軸に伝えるとともに、第二推進軸を介して第二減速機へ回転力を供給する役割を担っています。
・第二減速機:第二推進軸からの回転力を車軸に伝達します。動力伝達経路の最後に位置している為、「終減速機」とも呼ばれます。

主な構成部品
減速機箱減速機の構成部品を収納するケース。鋳鋼製
入力軸回転力を受ける軸部品
中間軸入力軸から伝わった回転力の方向転換や歯車による減速を行う内部部品
傘歯車組立回転力の伝達方向を90度方向転換させる為の傘状の歯車セット。肌焼鋼製
ベアリング入力軸・中間軸・車軸のスムーズな回転を目的に様々な種類のベアリングが使用されている