CD(Critical Design)クロス
クロスベアリングの荷重分布は一般的に先端側が高くなる傾向にあります。
クロス先端側のはく離が著しい場合、クロスの内径部に座ぐり形状を設けることにより荷重を均等化し、クロス先端の早期はく離を改善できる場合があります。
※当社の実験とFEM解析に基づく評価結果
ナジコ指定の特殊グリース
ナジコがユニバーサルジョイント向けに厳選した特殊グリースを採用することにより、標準仕様の従来グリースと比較してベアリング転動面における油膜保持性が向上します。
※当社のベンチテストに基づく評価結果
クロス専用鋼材
ユニバーサルジョイントのクロスピンに採用する材料として、従来のNi-Cr-Mo鋼の強度を維持しつつ、転動疲労寿命を大幅に改善した専用鋼材を開発しました。
結晶粒を微細化することにより、はく離寿命を向上させることができます。
※当社のベンチテストに基づく評価結果
クロス再生
ベアリング転動面において、はく離寿命を迎える前にアウターレース、およびクロスピンの表面を再研削し転動疲労部を除去することで、表面を再生します。これにより、クロスの廃棄年数を延長しランニングコストの低減が図れます。
ハースセレーション
ユニバーサルジョイントの取り付け部分のフランジ面は、日本では平坦な面キーが主流ですが、海外ではハースセレーションという歯形形状が主流です。
当社は、ハースセレーション型についても対応することができます。
その他にも、お客様のニーズに合わせて様々な取り組みやご提案を実施しています。